くずみ

新選組始末記のくずみのレビュー・感想・評価

新選組始末記(1963年製作の映画)
3.5
構図が冴えまくる。前景と後景、アンシンメトリーを意識した奇矯さに加え、さらりと流し込まれる京の風情もいい。路地、張り込みで見下ろす商家、祇園祭の宵々山など。池田屋は凄まじい。
色合いが実家の食卓っぽいのはあえてなのか。シックといえばシック。

悩める山崎烝が雷ちゃんで、いろんな事件に出張ってくる。鬼の副長は天知茂。かっけー。
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