CORO3

ピラニアシャークのCORO3のレビュー・感想・評価

ピラニアシャーク(2014年製作の映画)
1.5
DVDで鑑賞。
タイトルからしてドイヒー映画のニオイがした作品。

遺伝子操作の実験中にナノサイズのサメが誕生。博士の体内に入り込んだナノサメたん、中から博士を食べちゃう♪

その時の実験映像を入手したアホ会社は、シーモンキーと同じと言って、ナノサメたんを”ピラニアシャーク”というペットとして売り出す。

さぁどんなパニックに?とワクワクしてたら、何か人間ドラマがムダに続く…

で、ピラニアシャークたんは、10ミリぐらいなので、パッケージのような迫力ある襲撃シーンは皆無…

見た目5センチぐらいのちびっ子だったのに、水槽からあげると20センチぐらいの普通の魚になるのは、この手のドイヒー映画の常套手段(笑)

B級映画らしくセクシー要員もいるけど、申し訳程度。

ナノサイズなので、捨てられたピラニアシャークたちは水道管で繁殖。
大統領はニューヨークを小型核爆弾で攻撃するしか対策はないと、ハリアーを出撃させるトンデモ脚本!

ナノサメたんの開発者の科学者は、ちとイッちゃってるし、対策しようとしてた害虫駆除業者の面々は、ガールズバー的なところで楽しむのを優先。
一体何したいんだよ!

と、思ってたら、水道管とか水のあるところから、ピラニアシャークたん大量発生!けど、ゴア描写はほぼ無し、襲われるシーンは1分以下(笑)

最後は、何か『ゴーストバスターズ』風になったり、ピラニアシャークたんは空を飛ぶし、もうデタラメ。

そもそもこの映画の主役誰?(笑)
最後までよく分からないまま終わった。

この作品の監督、リー・スコットだ!あの『トランスモーファー』も作った、微妙に名前もパチモンの人だ(笑)
それで妙に納得してしまった。

サメ映画としても激しく成分不足なので、お勧めしません。

2016-117
CORO3

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