Same

ピラニアシャークのSameのレビュー・感想・評価

ピラニアシャーク(2014年製作の映画)
2.7
ナノ化されたサメとピラニアの合成生命体が街に放たれ殺戮を繰り広げるパニック映画。

ものすごく大味な脚本と演出の割には、くやしいかなそこはかとなく面白い笑

とある研究所で作られていたピラニアシャークだったが、実験の失敗により計画は頓挫。そこをすかさず通販業者が目をつけ家庭用のシーモンキーに代わる新しいペットとして大々的に売り出す。
しかしニューヨーク中に広まったピラニアシャーク(この通販番組はニューヨーク限定なのか笑)はものすごい勢いで繁殖をし、トラブルを各地で起こし街はパニックに!

予算が少なすぎるゆえに、CGのピラニアシャークがまともに見れないのが寂しすぎる。せめてパッケージみたいな静止画でもカッコよく作り込んだピラニアシャークが見たかったです。

主人公たちは同棲して自堕落に過ごすビッグバンセオリーみたいな害虫駆除業者の3人。この普段はダメな3人が言わばゴーストバスターズみたいな役割を果たすのが大筋の流れで、ダメな男が奮起する展開は悪くない。

でもまあ細かいところが適当すぎて、まともに作る気がないんだろうな笑
でもそのゆるさが許せる感じなとこもあって、ニューヨーク市長が市民に自制を促した直後、大統領令でいきなり核爆弾投下が決まったり笑、とにかくストーリーが雑いんだけど、ゆるいながらに熱い展開に持っていくし、クソニートが急に活躍するあたりも悪くなかったな笑

万人には全くオススメしないですけど、B級映画上級者のみなさんはニヤニヤしながら見られると思いますよ
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