元々は3D映画。今は無きNYツインタワー建設中に不法侵入、ビル間にワイヤーを張って渡った曲芸師の実話。
主人公の語りで進行、バックにはツインタワーが映る。ボイスオーバーじゃないワケは、映画全体がプティのショーになってるようなイメージか。終わった後は余生みたいな物悲しさもあって、風景が行為で塗り替えられるのに納得したり。同じモノを見ても人によって違う見え方すると。
高所恐怖症のヤツ、82階に住んでる男、無線屋の男、カメラ持ってるお友達、みんなバカで輝いていた。屋上に雲が寄せてきてスーッとかかる音楽がいい。
例によって怒涛の伏線回収で構成。鳥(カモメ？)のとこだけ分からんかった。金具が逆についてて鳥の形になるのでアレかと思ったり。
