吉田ジャスティスカツヲ

ザ・ウォークの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
5.0
定義。
・犯罪を美化しています。
・実話です。
・ご自宅で観る無かれ。3D鑑賞でないと意味がありませんって珍しい映画です。


まず主人公:フィリップの描き方がチャーミングだから、正気の沙汰じゃない彼の行動にも違和感無しですよ。
ジョセフゴードンレヴィットはアメリカ人なのに、ちゃんとフランス人っぽく見えますw
ある意味で妖精っぽい彼の画力が、観客を犯罪集団チーム・フィリップにする魔法だと思います。
ルパン三世の一味からワイルド部分を抜いた感じ?

とにかくこれがやりたい事‼︎
CGで再現したニューヨークのツインタワーを渡るクライマックスの綱渡り映像‼︎
高所恐怖症の方でも、そうでなくとも…
何なら男女関係なく…

🙆‍♀️ンチンが縮みあがること間違いありません‼︎
しかもこのドッキンバグシーン💗が結構長め。
主人公のフィリップが綱渡りの途中で【いわゆるフォースの覚醒な場面】があり、それはとても崇高で感動的な境地なんですよ。

見ている私もそのフォースに共振して覚醒してしまうのですが…
いやいや、そこは地上411メートルに張られたロープの上なので、恐しくもあり【心は感動しつつ、でもさっさと止めてくださいよ。勘弁してくださいよ】って未知の感覚が体感できます。


あっでも、最後のエピソードには涙。
これはニューヨークと911で破壊されたツインタワーへのラブレターだと感じました。

優しいテイストもロバート・ゼメキス監督ならではでうれしい限りっす。