高層ビルの最上階から下を見る分には、特に何とも思わないが、観覧車の真上なんかは最悪。私にとって観覧車はほぼ絶叫マシンに近い。
そんな人がこの映画を見ようと思ったのは、監督がロバート・ゼメキスであることと、とにかくこれは特撮だからと。実際に俳優が綱渡りしている訳ではないと。それでも何度も、もう戻るな！そんな所で寝るな！と思ったことか。何度もお尻がゾゾゾとした。
これが実話だから恐ろしい。ホントにあの高さを命綱無しで、渡ったのだから。
しかし最後は感動しました。特に警官の言葉には。
今は無きWTC。無骨なビルも、二棟並ぶ事でなぜか美しい感じがする。それを制覇したくなるのも分からなくはないが…
映画は主役フィリップの命懸けの挑戦と、悲惨な事件で崩れ去ったが、昔NYにはこんなシンボルタワーがあったんだよ、と言う事を残したかったのではないかと。
ワイヤーを張るシーンは、バックトゥザフューチャーでドクが、ワイヤーを張るシーンを思い出した。考えすぎかもしれないけど(^^;;
高所恐怖症の方に見てほしいです。そうじゃない人の数倍怖がれます(^^;;
特撮とわかっていても、途中から落ち着いて見れなくなるぐらいリアルです。
