フランスの大道芸人が仲間たちとワールドトレードセンターに綱渡りを挑む!
犯罪レベルの大事件だけど協力するフランス人の仲間たちが良いやつ。フランス映画がヌーヴェルヴァーグでアメリカに革命を起こしたように綱渡りという芸術で革命を起こす。
ゼメキス監督のコメディタッチで準備の段階は笑えたり緊迫したり。最後の綱渡りシーンは警官を茶化すという戦法で打ち勝つ。綱渡りすることにまったく意味はない。だが、ロマンを追い求めることこそ本物のアーティストなのだ。
主人公はワールドトレードセンターの頂上に行ける永遠のキップを貰ったが有効期限は2001年で終わってしまったという悲しさが最後に押し寄せてくる映画です。