キム・ギドクが脚本を手掛けた、ある俳優の底辺からトップスターへとかけ上がる姿を描いた物語
なんだかずっと面白かった
突き抜けた面白さわけではないが、つまらないと思える場面は全くなかった
キャッチコピーの
“現実のような映画、映画のような現実”
は見終わるとなるほど納得
元k-popスターの俳優デビュー作にこの役やらせるかぁ~
映画内映画のタイトルが『メビウス』だったり、実際の俳優名もバンバン出てくる
『お前はソン・ガンホやソル・ギョングか!』というセリフや
マ・ドンソクに『ハ・ジョンウよりいいな』など笑った
マ・ドンソクが思ってないのに適当な感じでいってるとこがまたいい
こうゆう適当なノリの怖い役ハマるなぁ…
何かいそうだよこうゆうタイプの怖いやつ
キャバクラのシーンはなかなかヒリヒリした
ストーリー全体はいたってシンプルで王道
ただ、主人公が全て失って原点に戻り、オープニングと対になるような形で街中で繰り広げるラストの即興演劇シーンはかなり良かった
ソ・ヨンヒいいわぁ~
しかし、ホントに韓国映画界ってこんなのか?
キム・ギドク脚本ってなるとリアリティー感じてしまう…