パッケージだけみると可愛いけど、蓋をあけてみたら、ゆるいのにエッジが効いたブラックユーモア。でも、すごく面白かった。バランスがイイというか、なんというか。それが加齢のせいなのか、彼の破天荒な人生経験のせいなのか(どっちもか…)、じいちゃんの物怖じしない飄々とした佇まいがなんだかワイルドでカッコイイ。人生なるようにしかならないから、風の吹くまま思うままに生きるって、ある意味、達観してて憧れる。ラストもゆるいようで豪快。アインシュタインとのやりとりは腹を抱えて笑ってしまった。生きざまがその人を形成してゆくってのは、あながち外れていないんだな。きっと