これめっちゃ好きです。笑
常軌を逸したとんでもない発想(ただボケてるだけ?のようでボケ方が秀逸)の持ち主の100歳のおじいちゃんが窓から逃げ出し、疾走しちゃう冒険活劇です。
え、お、おじいちゃーーん(笑)と終始笑いが込み上げ、時に度肝を抜かれる展開にハラハラしっ放し。
おじいちゃん(アラン)が生きてきた時代の回想と織り交ぜながら物語が進むので、彼の背景やどうして今たったひとりで暮らしているのか、数奇な人生のいろいろな謎の部分が徐々に明らかになっていくところもまたユーモアたっぷりに描かれていて面白い。
もちろんフィクションですが、何かと歴史上の人物との絡み方がなかなかエグくてもう笑うしかない。特にアインシュタイン可愛すぎ。笑
とにかく、じじぃを舐めんなよ、ということですね。人生の大先輩ですもの。
やれやれといった感じでラストは凄く和やかな雰囲気もあり、"人生は事が事を呼ぶ" という劇中のセリフがジーンと身に沁みました。