100歳の華麗なる冒険のmanpatiのレビュー・感想・評価

100歳になっての脱走譚とこれまでの華麗な冒険譚が交錯してるのね。
出来過ぎなようでいて、なぜかおとぎ話のように引き込まれてしまうのは100歳という重みがもつ説得力なのだろうか。うしろを振り返らない様も年寄りっぽくてクールだ。
考えすぎちゃった父と、考えすぎても（不確定要素もありなにが起こるかわからんのだから）しゃあないという母、母の教えに従いつつも自らが不確定要素の塊の主人公という対比も面白い。
また見たい作品です。