じろともトン

レヴェナント:蘇えりし者のじろともトンのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
5.0
#映画 #movie #アレハンドロゴンサレスイニャリトゥ #レオナルドディカプリオ #トムハーディ #ネタバレなし
◯「 #レヴェナント蘇えりし者 」
◯レオナルド・ディカプリオが念願のアカデミー主演男優賞を受賞したした作品。
助演男優賞にノミネートされた「 #インセプション 」以来の共演のトムハーディの演技も含めて、映画でしか観られない世界観と生命力に溢れた作品。というか演技を超えている様な殺気と生命力のある作品。
◯アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続きアカデミー監督賞。
◯撮影はこの作品で3度目のアカデミー撮影賞の #エマニュエルルベツキ 。
ワンカットに見える様な撮影の作品で有名ですが、大好きな #ティムバートン 監督「 #スリーピーホロウ 」の美しい撮影も担当。
◯音楽は #坂本龍一 #AlvaNoto 。
坂本龍一曰く、オスカーノミネートがされなかったのは、本編とサントラを聴くとわかるのですが、監督の意向で効果音、SEと音楽の境目がわからないくらい、音響音楽の様なスコア。
でもそういう音楽こそこういう作品には、「音」の演出として効果的な映画音楽だと思います。
◯1823年、アメリカ北西部の極寒地帯で、
先住民から襲撃を受けた毛皮ハンターの一行は、ハンターのひとりで先住民との間に息子がいるヒューグラス(ディカプリオ)のガイドで、山越えルートの見回り中に、野生の熊に襲われて重症を負う。
◯そこからジョンフィッツジェラルド(トムハーディ)の裏切りに合い、ヒューグラスの復讐の為の行方を見守る物語。
◯ほんとに極寒地帯の山奥や河など過酷な状況や、ほぼワンカットに見える熊と格闘するディカプリオ。監督の過酷な自然と裏切りからの復讐する主人公、敵となるトムハーディの演技など、見どころはたくさん。
◯楽しく観るタイプの映画ではないのだけど、こういう物語こそ、映画でしか観れない、体感出来ない作品だと思います。
◯ディカプリオは敵役のトムハーディの演技を絶賛していて、2人の敵対する役ながらも信頼関係は、ある賭けをしてトムハーディがTattooを彫る事になるくらいの友情と共演者としての絶対的な信頼関係を作品からも感じる力作。
劇場で観て口を開けながら観ていたくらい力作。
じろともトン

じろともトン