デカプリオが熊と闘う映画
西部開拓時代、狩猟で毛皮を採取するグロスらハンター達に突然、矢が降ってきた…
ディカプリオが身体を張った演技で主演男優賞を獲得したサスペンスドラマ。自然光に拘った画面が印象的。
静かな雰囲気でじっくり物語が進む本作。特に良かったのは坂本龍一作曲の音楽。音楽というより自然の音のような曲が、物語に深みを与えていたと感じる。大袈裟過ぎないが、印象に残る本作の音楽はとても良かった。
熊とのファイトシーンは凄いの一言。死ぬだろというツッコミは置いといて、一方的にやられるグロスはとても痛々しい。
他にも印象的なアクションが多く、長回しで舐めるようなカメラワークが面白い。緊張感のあるアクションはとても良かった。
物語としては正直、普通に感じてしまったが、美しい画面やアクション、自分がそこにいるように感じられる自然な音楽はとても良かった。