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レヴェナント:蘇えりし者のIdeonのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.0
主人公グラスは軍の毛皮猟の案内人をしていたが、ネイティヴに襲われ、仲間と共に山中に逃げ延びる。ところが、先導をしている時に熊に襲われ瀕死の重傷を負う。動けなくなったグラスを死ぬまで見届けるということで、仲間のフィッツジェラルドが報酬を受け取る約束をして残ることになった。だが、金のことしか考えないフィッツジェラルドは、グラスの息子を殺し、グラスを生き埋めにして営倉に帰ってしまう。息子の仇を打つという一念で生き延びたグラスは、地獄のような雪原で執念の追跡を始めるのだったというお話。
三時間近くモニターに集中ということがなかなか出来なくて、ディスクを買って二年、やっと見ることができた。やはり、アカデミー受賞作だけあって、見どころの多い作品だった。圧倒的なロケーション、映像美、ディカプリオの迫真の演技、文句なしの傑作だ。ディカプリオの作品の中では、一番台詞が少ないのではないだろうか。ほとんど唸ってばかりの演技で主演男優賞が取れたのは皮肉なことだが、やはり、文句なしである。
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