あぁ、やっぱり映画館で観ればよかった。
ほとんど喋らない(喋れない)のに痛みと思いを伝えてくる不死身のディカプリオの演技も凄いけど、スーパー嫌な奴を演じ切ったトムハーディもすごい。
熊ちゃんとの戦闘シーンが痛々しすぎてトンデモないのはもちろんのこと、その後のサバイバルも痛い痛い。
息子への思いも痛い痛い。心の痛みが伝わってくるね。
時代的にも西部劇の一種だけれども、先住民の目線を描いており中々現代的。良いね。どちらも悪役にしない配慮。
何より素晴らしかったのは、その自然。
クソ寒い大自然の中でのサバイバル、でも西部劇。最高です。
冒頭から、音がもうASMR。耳が幸せ。水の流れる音、草が擦れる音、土を食らう足音、馬の駆ける音、肉を引きちぎる音、血の飛び散る音、すべてが心地よくて、リアルで、痛くて、寒くて、あぁすばらしい。
映像の方も長回しにより超リアル化。
あぁ、寒い大自然は最高だぜ。