映像美と"演技"美。
自然光のみで撮影したという映像の美しさがやはり魅力的な映画なのだけど、ここであえて注目したいのが「ディカプリオの演技力の高さ」。この手の映画の"必要以上の加工編集ができない"という性質上、作品の質は「役者の演技力」に左右される。
実際この映画でも、顔のアップを長回しで映したカットや、地べたを這いずる様子をひたすら長回ししたカットなど、高度な演技力無しでは成立しないシーンが多くあり、そのいかなるシーンにおいても最高の演技をこなすディカプリオの技量の高さに終始驚かされた。主演男優賞受賞も大きく頷ける。
やっぱ役者ってスゴいわ(小並感)