レオナルド・ディカプリオを観たくなってずっと気になっていた作品を鑑賞。
本当に壮大だけど内容は実にシンプル。
なんと言ってもお芝居と映像と音声がすごい。
レオナルド・ディカプリオの全てを捧げた演技に心を掴まれ入り込んでしまった。一方トム・ハーディのグラスが生きていたことを知った瞬間の表情が台詞がなくとも焦りと恐怖に包まれたのがひしひしと伝わって物語を一層引き立たせていました。
役者にとことん近づいて長回しで撮っていくスタイルのカメラワークでより臨場感のある没入感でした。レンズが曇ったり血が飛んできたりなど、普通の作品では起きないようなことが起きていてこれほどまでにリアリティを追求して鮮度の高い作品を撮るのがどんなに大変か、観たあと考えずにはいられませんでした。
復讐は人間をここまで突き動かす力を持っていることを思い知らされました。
本当にすごい作品でした。