みつば

悪の掟/魂のレクイエムのみつばのレビュー・感想・評価

悪の掟/魂のレクイエム(2010年製作の映画)
1.0
舞台は20世紀初頭のNY。3つのエピソードで構成される。
お互いが信用できなくなった、宝石強盗二人組。夫の留守中に強盗に入られた、豪邸に住む妻。ウォール街に突如現れた実業家と、大物実業家3人の騙し合い。

IMDbのレビューも少ない上に評価も低いし、ここもレビューが少ないしで期待はしていませんでしたが、なぜこんなものを見たのか、フォローが全くできないほどにひどい。最初のエピソードで、すぐに見ているのが辛くなるので、最後まで見るのはかなりの根気が必要でした。
まず20世紀初頭という設定の意味が全くない。それらしい会話が少ない。衣装も中途半端。部屋の装飾も薄い。
さらにまともな演技ができる俳優は2人ほど。それも内容の薄っぺらさから、わざとらしく大袈裟になっています。加えて監督(兼脚本)が自ら出演し、何とも言えない気持ちになる演技を披露してくれます。
演出も変な間が多くて気まずいし、カメラワークも変なのでなおさら集中できません。学生が撮ったみたいな出来。と思って調べたら監督若すぎてびっくり。
一生懸命いいところを探しましたが見つかりません… どうしてロバート・ネッパーは出演したのか…
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