くちびるに歌をのウタのレビュー・感想・評価

ストーリーは王道。
変にひねくれていない分心にスッと入ってきます。
そして、そのストレートな感情や言葉やまぶしい青春に、いつしか涙が出ていました。

EDよりも合唱本番の『手紙』の歌詞が良い意味で心に深く突き刺さり、今の私は自分を全然労わっていない事に気がつきました。

教師と生徒が、そのままこの歌を具現化した物ですよね。

観ているうちに忘れていた自分を思い出し、思い出してもらえた私が涙を流していた…。
あの頃の私と、今の私が結びついた瞬間でした。

大切な何かを思い出させてくれる優しい作品です。

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