ダイセロス森本

デビルズ・ノットのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)
3.7
ある程度のところまできて、「あ!これアンビリバボーかなんかでやってたわ!冤罪だよ冤罪!そうそう!父親あっやしー!」と思い出したのでワクワクするわけでもなく鑑賞。コリン・ファースの良さもあまり見ることが出来なかったのでまあそういう映画である。
未解決事件、しかも犯人が多分まだ生きているであろうものを題材にして誰かやばいと思わなかったのか?
最後なんて「お前を観てるぞ」と受け取れるテロップ。奥さんが心配。

あの黒人男性が今も見つかっていないというのが結果一番恐ろしい。どこにいるのか、何を知っているのか…。

ちょっと長い。裁判長い。眠くはならないけれどコリン・ファースもデハーンも活躍しない裁判はつまらん。

現代版魔女狩り、こういう恐ろしいことって二度と起こしてはならないというメッセージもあるのだろう、警察も所詮は人間。

この映画のあとに父親の捜索が始まった、みたいなことを日本のテレビはやっていて、確か彼は歯を全部入れ替えたりしていたんじゃなかったっけか。絶対犯人。

名前覚えられないのでほぼ何言ってるかわからない。洋画見る資格ないんじゃないか。

こんなに長い裁判で色々尋ねられていたら、無罪でも「はいはいやりましたよ!」と言いたくなる。最後まで無罪を主張し、一度は刑を執行されたけれども取引をし、無事出て来た少年たちの勇気は素晴らしい。デハーンのように「俺がやったって嘘をつけばいいのか?やったよ!嘘だよ!」と、普通は言う。
捕らえられた3人も、自分の信仰しているもののせいで捕まったことはわかっていたんだろうなあ。信じるものはあって良いけれど、それを知られているとこういう時困りますね。(こんな時ないと願いたいけれど)

真犯人と黒人は何処へ…