しばふ

シャトーブリアンからの手紙のしばふのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ナチス兵に占領されたフランスシャトーブリアン郡の収容所で27人の政治犯が射殺された実話に基づく話。
共産党員がドイツ将校を暗殺する。
その報復として収容所の27人のフランス人の銃殺を命令する。
その中には殺される日に釈放予定だった少年(奥さんが前日に面会にも来ているし、銃殺される当日も最後の別れの面会もする。辛すぎる…)や、もう1人若い少年ギィもいる。

ギィは会話を聞いていて、収容所の人が銃殺されると分かっていた。
名前を呼ばれるのを待って、自分は呼ばれなかったと安堵した瞬間に呼ばれて1番その中で若くして銃殺される。

銃殺される場所へ行く前の手紙を書くシーンや、車に乗って運ばれるシーンも凄く悲しい。

連れて行かれた先では、一人一人丸太に縛って、ドイツ兵が3人で1人に銃を向ける。弾が入っていない兵もいる。誰が打った球で亡くなったのか分からないようにする為かな…
心臓に×印のシールが貼られていてそこを狙うようになっている。
全員銃殺される。打たれて地面に倒れているのにトドメを刺すためなのか(多分頭を狙って)もう一度全員打つ。
残された女の子が手紙を読んで終わる。
この映画が出来た頃は残された女の子は80代になっていて、まだ存命だったようだけど今はどうなのかな…終わった後しばらく泣いてた。
しばふ

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