このレビューはネタバレを含みます
日本っぽいじわじわホラーだった。ちょくちょく悪魔の顔とかでてきたけど。
ある日突然悪魔が!!とかじゃなく、ちゃんときっかけがあって取り憑かれるのが良かった。
最初、ジョンが子供に当たりきつくて、おいおい大丈夫かよこの夫とか思ってたけど、後半怯えてるミアに愛してるから信じるよっていっててすごく感動した。(そこ?)
自分には子供がいないし、愛する人もいないから、子供と自分が危なくなったら子供を助けて!っていうミアの気持ちはあんまりわからなかったし、即座にうんと言えなかったジョンの気持ちに賛同できた。
でも、黒人の女性が子供を失くした時、しかも自分のせいで失くしてしまったとき、すごく喪失感があっただろうし生きている意味も失くしてしまったのかなと思った。母親にとっては生まれる前でも自分の命より大切なもので、だからこそ守ってやりたかったんだろう。だからこそ、最後にあの選択ができたんだろう。
きっとずっと後悔してたんだろうな。知らない子供の世話をやくの、ミアとリアが初めてじゃないのかなと思った。元来すごくお人好しなひとで、娘の死が一層そうさせたんだろう。
娘にできなかったぶん、人を放っとけなかったのかな。心細かったミアからすれば、すごく力になっただろう。
いや最後ミアは任せて!とかいいながらぜんぜん見れてなかったけどさ。仕方ないけども。
ミアもリアから目離しすぎじゃない?
まあ映画だからか知らないけど、産むのもすげー早かったし成長するのもめちゃめちゃ早かったからちょっと違和感あった。
四六時中は無理だろうけど、ちょっとあの年の子を一人で家に放置は危ないんじゃない?!しかもあんな危ない家に...。いや子育てしたことないからよくわからんけどさ...。
登場人物めちゃめちゃみんないい人たちだった。神父さんも。優しい。生きててよかった。
死霊館の夫妻でてくるかな?と思ってたのに最後まででてこなかった。
あとアナベル人形怖すぎじゃない?本家もっと可愛いよね?あの人形プレゼントされたらびびるわ!
まあでもサクッと見るにはいい感じのホラーでした。