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アナベル 死霊館の人形のenのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)
3.5
出産を控える妻へ夫が人形を贈ったその夜にカルト教団の女の悪魔降臨の儀式のための襲撃に遭い、不幸にも人形に悪魔が取り憑いてしまった。夫婦の運命はいかにって話

カルト教団の男女が悪魔降臨のため襲撃してくること自体へのトラウマに留まらず、その悪魔が人形に取り憑く悪夢。現実的に考えて子育てに対する不安もあるだろうに、どこでも人形の恐怖がつきまとう奥さんへ同情してしまうな。とは言え、悪魔は実体のない概念的存在と、有識者に言われてる割に、可視化された人間サイズの悪魔への怖ろしさよりも違和感があり滑稽さすら感じる。

そして文化圏の違いはあれど、近所には教会があったり、これは悪魔の仕業だ!と親切に教えてくれる黒人女性は身近な存在なのかな。もしも海外のアンティーク人形が、日本でいう市松人形だとすると、奥さんの趣味が尖り過ぎてるし、肝が座ってることにも納得がいく。
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