04年にCBSニュースが放送したブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑を巡るジャーナリストたちの信念の闘いを描いた伝記ドラマ。
勇気を。
権力によって揉み消される真実、報道とは誰のため、何のためにあるのかを考えさせられるとても見応えのある映画。セリフの1つ1つが鋭いところを突いてる様に感じた。
デニス・クエイドの言ってた“これが今の現実だ 他の番組のスクープを放送する番組”って言葉がすごく印象に残ってます。
この映画のポイントとなる、本来の趣旨とは違う部分を取り上げて攻撃し、問題の論点をずらして叩くっていうのは政治や報道だけでなく、今だったらSNSとか人間関係では本当に良くあると常々思います。
ケイト・ブランシェットが委員会の最後に語った言葉は社会に対する警告の様にも感じた。
“質問をしなくなったらこの国は終わりだ 私はそう思ってる”
レッドフォードの紳士っぷりもカッコよかったです。