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パージ:アナーキーのKHのネタバレレビュー・内容・結末

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画のラストシ-ンでNFFAのやつが言った「パージに英雄はいらないんだよ」って言葉にすべて集約されている。
この映画に英雄なんていらないんだよ!最後クソみたいな偽善感動話みたいにしやがって、96時間のリーアムニーソンみたいに自分の復讐を絶対にやり遂げるみたいな映画なら大絶賛したのに。

あと、足手まといの4人が特に親子の母親が自分の大嫌いな自分には何も力ないのに偽善ぶる典型的なキャラで、息子を飲酒運転で殺されてよくわからないけど無罪になった犯人を殺しに行く主人公に「復讐からは何も生まれないわ」とか「息子さんはそんなこと望んでないわ」とか「あなたの気持ちはわかる」とかね。もううるさいんですわ。
仮にね、金持ちのパージで殺されてたのがこの親子の娘で、それでもなおこの主人公に同じ言葉を言いかけれるのであれば少しは納得する展開になるんだけど、二人ともけがもしていないのに口だけでは何とでも言えるからね。途中娘のために主人公をだましてるわけだし、信用できないわ。

前作に引き続きなんだけど、やっぱ設定がガバガバすぎるんだよね、まぁパージが金持ちの娯楽になるのはわかるんだけど、たぶん金持ちだったらカイジの鉄骨渡りみたいに自分に絶対危害が及ばないところで人の死を楽しむと思うし、100歩譲って人間狩りやるにしても防弾アーマーフル装備とか、狩り相手に重りつけとくとか、試合前に足撃っとくとかして絶対に負けないようにすると思うんだけど、

そして、ジャケ写詐欺ね。このジャケに出てくる奴らちょっとしか出てきませんし正体はただの小金稼ぎのチンピラって。。
あと、前作駄作のくせに前作のキャラ出してドヤァみたいな展開出すのやめてほしいわ、寒いだけだから。
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