ちぇるごまる

Emma エマのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

Emma エマ(1996年製作の映画)
3.4
予備知識なしでの鑑賞。

1815年、イギリス。
主人公のエマは才色兼備の裕福なお嬢様。
まだ20代前半だが、まるでお見合いおばさんのように賢者をきどって知り合い同士や友人同士の仲を取り持つことを趣味にしている。
家庭教師だった女性の縁談から結婚へと結ばせた成功体験から、今度は友人と知人の牧師を結ばせるべく奮闘するも、事態は意外な展開になり…
主人公が自分の心の本音を知り、正直に生きることの大切さを知り戸惑うシーンがかわいらしい。
また、自身の経験から男女の出会いは人工的に作られることもあれば、運命によって導かれることもあり、これまで人の幸せは誰かが作り上げる手助けが必要不可欠だと思い込んでお節介を焼いていた彼女の心が変化し、次第に穏やかな落ち着きを見せる姿も清々しく感じられた。

グウィネス・パルトロー初主演作品。
内容はありきたりで、展開もラストも予想どおりのアイドル映画的作品だが、衣装がかわいい。
気楽に見られるラブコメ映画。
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