てらっきー

セッション9のてらっきーのレビュー・感想・評価

セッション9(2001年製作の映画)
3.5
勝手にやり始めた、評価低いけど自分は結構好きだぞっシリーズ第3弾
昔観て、この作品のもつ怪しい雰囲気が大好きだった

監督は『マシニスト』のブラッド・アンダーソン



廃墟となった巨大精神科病院が市役所に改修される
使用されているアスベスト除去の為に高い報酬で仕事をもらった5人の職人
しかしその病院はロボトミー手術などが行わた過去がある

家族の問題に悩まされているゴードン
恋人を同僚ハンクに奪われ恨みを持つフィル
叔父のゴードンから仕事をもらったジョシュ
高学歴のマイクは地下で録音テープを発見する。そのテープの内容とは……



とくに幽霊が出てくるという訳では無いんですが絶対に何かが起こりそうな雰囲気は抜群!

徐々に精神が崩壊していくゴードンの表情が素晴らしい
子供の病気、家庭内のトラブル、そして病院内で聞こえた声…
更には仲間同士の小競り合いや短い納期が迫り現場で混乱し始める

恐怖演出もなかなか
暗い地下道で暗闇恐怖症のジョシュが取り残され怯えるシーンは良かったですね~
ライトが奥から消え始めて闇が迫ってくる演出は最高に怖い!( ; ゜Д゜)

フィル役のデヴィット・カルーソーのゴードンを怪しむ目付きは『CSI.マイアミ』のホレイショ並に鋭いww

マイク役は『ポセイドン』『ステルス』では男前だったジョシュ・ルーカス
この作品では見た目も性格もダラしない駄目男で面影が全く無いっ
昔はこんな体型だったのか、もし役作りなら凄い変わり様に驚きます☆


病院版『シャイニング』と言われてるとか
確かに近いものはあるかな~

あっ!因みに撮影に使用された建物は実際に存在した精神科病院で過去にロボトミー手術も行われていたらしいです
その歴史を知ると尚更、怖い( ̄▽ ̄;)
てらっきー

てらっきー