ねこ無双

セッション9のねこ無双のレビュー・感想・評価

セッション9(2001年製作の映画)
4.0
オススメ頂いて二度目の鑑賞しました。
80年代に閉鎖され朽ちた精神病院。
これも変種の心霊探検もの?と私は言いたい。

ブラッド・アンダーソン監督は他にもマシニストなんて不気味な映画を作る一方で、ワンダーランド駅で、なんてハートフルな映画も撮れる方です。

改装工事のために業者として訪れた5人。
それぞれが人生に不安を抱えてる様子もちらちら描写。
黒水仙の映画を観た時も思ったけど、その人にとっては行ってはいけない場所ってきっとありますね。

昼間で日が差してても建物内は不気味。壁も床もボロボロ。ムード満点過ぎて、霊感なくても勘違いでなんか見ちゃいそう。
あのテロップ、火曜日とか水曜日とか合間に入る感じ好きです。

一度目観た時思ったけど、期待する方向が違うと肩透かしをくらう映画。
違う方に誘導もされますが…。
物理的にというよりも神経を蝕む系。
最後全てが明らかになるシーンは雰囲気満点!
あれは何だったんだろうとモヤモヤする事なくスッキリしました。
さて、怪物はどこにいるんでしょう?

ピーター・ミュラン(ほんとはマランらしいです)はやっぱり演技巧い!
ジェラルド・バトラーが出てるらしいんだけど、どこに出てたんだろう…?
モブの若者?どれだろ?