男を待つ女の心情が殺風景な部屋に反映されていて、その物悲しさをモノクロの映像が引き立てている。女の不安定さを象徴するがごとく、立て付けの悪い扉や壊れた戸棚の存在が強調される。あとあんまり窓が映らなく…
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沈んでないけど慰めて
名前は聞いちゃダメ
秘密という共産化不可能なものについて。人間はどこまで共産化可能か?共同体を形成できるか?
「愛に理由なんて」
「君とならあるかも」
「愛してる」
…
愛娘もいるのに妻と別れ新しい恋人にもやがて逃げられる。父の恋人への娘シャーロットの無邪気なまでの靡き様や元妻の受容等…もう突拍子なく現実感ない話だったがルイらの美形キャスト勢で眼福モノクロ映像にな…
>>続きを読む印象に残るのは、映画の中前後に出ている2人の老人である。
正しい老人であると思う。体力に負けて、お昼寝が必須の日課で、他人からのケアも必要であろうし、だが、客観的で、正しいことも若者に言う。
そんな…
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2021/08/12 DVD
フィリップ・ガレル監督自身の経験をモデルに、息子のルイ・ガレルを主演にひと組のカップルの心のうつろいをモノクロの美しい映像で描いた恋愛ドラマ。
妻子と別れた舞台俳優と…
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女にはマフラーを、娘にはコートを
2人への愛情が異なることがここで分かる
ママに「順番サンドイッチしようね」と言った娘の気持ちを考えると胸が痛い、、、パパの恋人とも仲良くしてかなり聞き分けのいい子…
© 2013 Guy Ferrandis / SBS Productions