蝉の声、虫の声に静けさを感じたり情緒を感じるのは日本的なのかな。
鑑賞後は静かな余韻に包まれました。
海外の作品に有りがちな、
間違った可笑しな日本、日本人の描かれ方がされていなくて、とても自然に観られた。そこ本当大事。
今でこそ宗教に寛容で信仰の自由がある日本だけれど、当時は国を守る為に役人も必死だったのだろう。手段は非道なものだけど。
人間の弱さ、強さ
信仰とは
人類の永遠のテーマというか
改めて考えさせられた。
何度も大切なものを裏切ってしまったキチジローの弱さを、誰が責めることが出来るのかな…誰にだってある弱さじゃないか…と、ずっと思って観てた。なんか感情移入した。窪塚洋介はやっぱりこれからもずっと演じていて欲しいな。良い役者。
イッセー尾形さんと塚本晋也さんも素晴らしかった!
フェレイラ神父、ロドリゴ神父の「転び」はとても胸が締め付けられる思いだったけど、ラストが示す通り、心は誰にも奪えない。
沈黙…タイトルの意味が胸にしみる。
日本は沼地…
日本人は自然の内に神を見出す…
なるほど。正に。