時代背景は、キリシタンを保護した信長没後50年辺り。ザビエルが日本に着いた100年後くらい。かつては布教をしやすい国だったのに、この間に秀吉のバテレン追放令や島原の乱でキリシタンに対する日本の状況は一変している。
その中、師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)を追い日本にやってきたロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)の布教の際の苦悩を描く。
宗教観は人それぞれ違うので書かないが、おそらく大半の日本人が抱いている「神」という存在について、リーアム・ニーソンが静かにズバっと言うシーンが鳥肌がたった。
ガーフィールドの中の神の対応は残念。リメイクのベン・ハーの「かの人」ぐらい残念。