レンタルビデオマン

沈黙ーサイレンスーのレンタルビデオマンのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

教科書でしか知らなかった江戸時代の切支丹弾圧の生々しさがリアルに描かれていました。思想弾圧の恐ろしさを痛感されられました。また、あれだけの弾圧を行っていた江戸幕府はキリスト教、つまりは日本になかった思想をかなり恐れていたということがよくわかりました。その中でも、キリスト教を信じ、苦しみながらも信仰していた人々の純粋な信仰心には狂気のようなものも感じました。あの中で、最も人間らしかったのは、自分を弱い人間だと言っていたキチジロウだったのかも知れません。