宗教オタクの父が感動したと言うので鑑賞。
長崎へ旅行に行ったとき、隠れキリシタンのことを少し知ったぐらいの知識だったけどこの映画でリアルを目の当たりにした気がする。
信仰ってなんなのか、すごく考えさせられる。
場所や物、人は関係なくて目に見えない概念、信念だからそういう意味ではキチジローは賢いと思う。なんか笑えるぐらいだったけど、さすが窪塚といえる演技。
日本人むごいなーと思うけどこの時代背景を考えると理解できなくもない。それぐらい人の価値観やものさしってやわくて変化しやすいものだから。特攻隊もそう。今はありえないと思っててもその時はそれが当たり前なんだから仕方ない。
この映画は変な脚色なく、日本の文化も価値観もキリシタンも宣教師も平等に描いてる残酷かつ大胆な映画。
見るのに疲れるけど一見の価値ありだと思います。
あと浅野忠信かっこいい。笑
