アい

沈黙ーサイレンスーのアいのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

前に映画館で見て、原作を読了。長崎に旅行に行くことになり大浦天主堂や日本二十六聖人記念館に行くことにしたため、飛行機で2度目の鑑賞をした。
1度目見たときは高校生だったこともあり拷問のシーンの残酷さが辛かったことが一番にきてた記憶。

やっぱりしんどかったけど、観て良かった、観るべきだったと思った。二十聖人記念館には沈黙で使用された踏絵があったりと繋がることが多かった。

○心に残ったこと/言葉
キチジロー 
・「こんな世の中で弱い者の居場所はどこ?」
・何度も転ぶのは弱さでもあり強さでもあると思った
ロドリゲス
・大事なのは愛です、イノウエ様に対して言った。記念館の前の碑にも「愛は死よりも強し」とあった
信徒が思いを貫き死んでいくことは棄教することよりも容易いことで、そのような姿を見せることによってキリスト教の強さや深さを逆に見せつけることになった。から司祭の「転び」を奉行たちは優先だと考えた
・are you here with me いくら問うても神は「沈黙」、それがもつ意味とは
フェレイラ
・「日本人は自然にしか神を見出せない」なるほどなと思った
フェレイラとの話のシーンはマジで良い(お屋敷の中でと棄教のシーン)
・ラストシーン、「転び」や絵踏では心の芯までを変えることは出来ない

○個人的なアレ
・どうしても主人公の司祭に感情移入しすぎてしまう しんど
・日本人として生きている限り絶対見ておかなければいけない映画
・0か100かでしか考えられない人間になりたくない、抗いたい

-0.1なのはやっぱり拷問シーンがキツすぎるわたしの弱さ
アい

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