水のまち

沈黙ーサイレンスーの水のまちのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
4.1
抑々、生きるということは何故こうも苦しいのだろう。平安なのであれば、端から神は誕生していなかったのではなかろうか。そう思えば、神が天地を創造したのではなく、人が救いを求めて神を生み出したに違いない。沈黙という答えが、神の存在を証明していたように。

長い乱世が終わり、時の政権も国の安泰を願い、必死なのだ。自分たちの築いた制度と違うものを受け入れる余裕などどこにもないのだ。だから迫害とは少し異なる気がしないでもない。史実が本当かは知らないけど。
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