このレビューはネタバレを含みます
この作品は、処刑の捉え方で見方が多いに変わる可能性がありますね。
処刑自体を残酷なものだとか、
残忍な者に罰として残酷な刑という考え方だと、
この作品は結構苦しくて、重いんじゃないかと思います。…
自然音のような"音楽"とタイトルにもなってる"沈黙"を効果的に使った演出、神様がそばにいるかのように感じさせるショットたち、日本の文学がちゃんとスコセッシらしくなってた。
イッセー尾形の演技が大好き…
スコセッシ映画として楽しみにしていて、やっと観れたこの作品。弾圧を受けながらも、耐え抜くキリシタンの映画をイメージしていましたが、観てみるともっと残酷で、現実的であり、人間の本質的なものに焦点を当て…
>>続きを読む見終わってから数日経っても余韻が抜けない映画。ショックが大きい。長い長い期間をかけて丁寧に作られた、たくさんの人の努力が想いがひしひしと伝わってきた。
教科書の数ページで少しだけ描かれている踏み絵…
自分を守るために踏み絵を続けるのと、信仰を守るために死ぬのどっちが良い?って言われたら踏むわ。どっちが弱いかって言われたらわからないけど、今の自分を保っているものは命なのか信仰なのかはわかる。
劇…
#2017-6
まず、これだけ静けさが多い映画で、お喋りや携帯鳴らすマナーの悪い輩は磔の刑にしたかった。
160分の長尺が全く苦にならないし、あっという間。天空からの神の目線を彷彿させるカットや、日…
スコセッシ、お疲れ。イッセー尾形はもちろん、浅野忠信がなかなかよかったです。
演出0.7
人間0.8
構成0.7
驚き0.7
趣味0.8
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
…
原作を読んでから鑑賞。私の中にあるイメージと少し違う部分もあったけど、原作に対して忠実に、とても丁寧に作られた映画だと思います。
印象的だったのは、後半の全ての音が消えた沈黙のシーン。客席半分ほどが…
原作の重さを知っているので覚悟の上で見ました。映像としてもそれなりに綺麗だし、配役もいい。ただ、見た後重さが感じられなかった。BGMが鳥や風や波や雷鳴だけだったのが、すご過ぎる。スコセッシが温め続け…
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