【昔むかし、ある島国にキリシタンがいた】
クリスチャン2世でスコセッシの大ファンな自分にとってはマスターピースみたいなものになってしまった作品。
スコセッシがニューヨークのリトルイタリーで少年期…
とても重そうな印象を持っていたのでなかなか踏み切れずやっと鑑賞。
だが意外とあっさりシンプルに描かれていてすいすい進む。
司祭が日本に来て心から喜ぶ「じいさま(聖職者ではない信仰上のリーダー)」た…
国民全員が『隠れキリシタン』や『踏み絵』は歴史の授業で習い知っているけれど(つД`)💦✨信仰の有る無し関係なく”観た方が良い一作”なのは確か📽✨敢えてマーティン・スコセッシ作品らしさを挙げるとモノロ…
>>続きを読む人と違うことは悪いことではなく、違うことを認めないことが悪いことだと気づかされる。
沈黙は、何もない「無」ではなく、そこには「意志」があり続ける強さ。
劇中、ヘドが出るほど胸糞が悪い感じと胸が灼…
【上半期鑑賞映画寸評:2017】
今年のベスト10から漏れることのないであろう傑作。
スコセッシが温め続けてきた意味と原作へのリスペクトが溢れ出ていて非常に秀逸。
「信仰」という壮大なテーマとそ…
人間には、「神に従う人間」と「神を従える人間」の2種類がいると思うのだけど、沈黙をつづけていたイエスの塑像に“Step on me.”という声を見出して形式上の棄教を正当化したロドリゴは、精神的には…
>>続きを読むBased on the history of Japan.
I think many Japanese don't certainly understand about this movie, …
宗教にすがる他ない状態というのは気の毒で仕方ないですが、信仰によって目も当てられないような迫害を受けることは、なんて不条理なんだと怒りが湧いてきます。現在そのような差別的な運動が盛り上がってきている…
>>続きを読む 宗教というより信仰を描く、まさに重厚な映画。
作風は違うのだが、心臓手術もして死期を悟ったロバート=アルトマンの遺作『今宵フィッツジェラルド劇場で』を思い出した。
死を意識した遺作のような格調…
僧侶です。
遠藤周作さんの作品でスコセッシ監督となれば見るしかない。
しかもどう遠藤さんの信仰を描くのか
結果、忠実に描いてあり、日本人にはわかりやすいと思う。
「曖昧」と揶揄されそうだが、八百万の…
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