男は「詳細は決めていない。フレキシブルにやろうぜ」と言った。それはある意味、賢い考えだ。なぜなら、綿密に計画を練っても実際は物事がその通りに進むことはありえないからだ。いつだって不測の事態は発生する。彼らの仕事も我々の仕事も。▼だが、彼らはどこか間が抜けている。ちょっと今の話、どういうこと？ 何かおかしくない？ もう１回言って見てくれないか、ということが多すぎるのだ。にもかかわらず彼らはさっさと行動に移してしまう。立ち止まって考えることはしないのである。▼強かなのは女ばかりで、男はいつだって振り回されるだけ。
