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パパが遺した物語のyouaのネタバレレビュー・内容・結末

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます




パンフレットが本みたいになっていて可愛い!それこそ、パパが遺した「Fathers and Daughters」って本なのかなぁと思うくらい。


映画はケイティの子ども時代から始まって、あとはずっと現在のケイティ、過去、現在、、、を繰り返して描かれてる。 ジェイク(父)とケイティ(娘)の親子愛がすごく微笑ましい…。
ラッセルクロウとカイリーロジャーズは本物の親子かと思うほどの自然な演技で泣かせてくれた。
ジェイクはこんなお父さん滅多にいない!という程娘愛が強いお父さんだった。娘のことをポテトチップって呼ぶとこがまた可愛い。
この2人をいつまでも見てたかった。



大人になったケイティは、バーで知り合った軽い男たちと1日だけの関係を持つっていうことを毎日繰り返す。
これは多分幼い頃に大切な人との突然の別れという辛い経験をしてしまったからかなぁ、、。

愛する恋人、自分をとても大事にしてくれるキャメロンという存在ができたというのにまだそういう行為をしてしまう。それも泣きながら。
そりゃあキャメロンも怒るよね、その事実を知ったキャメロンはケイティに別れを切り出す。それでも、「自分でもなんでこんなことをしたのかわからない」と言うケイティ。
私はそういうケイティに正直言うと共感できなかった。
でも最後のケイティがキャメロンに会いに行くシーンではかなり胸を打たれた。
それを受け入れるキャメロンが1番すごいんじゃないかな、キャメロン1番頑張ったよ、、と思う…(笑)
だってケイティすごく扱いづらい、言うなら面倒くさい女だもん。
そんなケイティを誰よりも大切にして、文句一つ言わなかったキャメロンを私は尊敬する。

この映画はケイティとキャメロンが仲直り(?)したところで終わるから最終的にどうなったのか分からないけど、2人が結ばれて家庭築いてるのを願ってる。
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