おぶさん

パパが遺した物語のおぶさんのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.3
幼い頃に母を亡くし
父と二人で暮すケイティと

大学院で心理学を学び
セラピストとしても
活動しているケイティ

彼女の過去と現在とが
交差しながら話は進む

幼い頃は父との愛が溢れる生活
しかし父親一人で女の子の子育ては
何かと大変…

そんな生活の中で、
自分が愛する人は皆、死んでしまう…
との思い込みで、何かと面倒くさい
性格になってしまい
自暴自棄な生活を送るケイティ

人のセラピーはできても
自分自身のセラピーは出来ないものなんだな〜って感じた。

しかし、心を閉ざした女の子の
セラピーを行っていくうちに
父親が残してくれた大切なものを
思い出してゆく…

なんだか最後は
ケイティ自身になった気持ちで
鑑賞している自分がいて
ふと、涙がこぼれてしまった。
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