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パパが遺した物語のkenのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
4.2
小説家ジェイク(ラッセル・クロー)は事故で妻を亡くし、後遺症の治療で7ヶ月間も1人娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)と別れて暮らす。

幼い娘との生活が再開するも後遺症の発作による影響でいい小説が書けない。遂にジェイクは倒れ帰らぬ人となる。しかし、最期に書き上げたFathers & Daughtersが死後大ベストセラーとなった。

25年後、ケイティ(アマンダ・セイフライド)は大学院で心理学を学ぶ学生となるが、人の愛し方が解らず自暴自棄的な生き方をする中で父親のファンである キャメロンと初めて恋に落ちる。

Fathers & Daughtersの内容が開示されず多少不満が残った。また、幼少期と現代が頻繁に行き来する設定の為、ラッセル・クローとアマンダ・セイフライドの共演場面は残念ながらない。

主題歌にカーペンターズの美しい名曲「Close to you」が流れ、ジェイクとケイティがデュエットする場面は実に感動的な父娘だけの素晴らしいひと時だった。父と娘の深い愛情と固い絆がとても印象に残る作品である。

https://youtu.be/0ceTfr67ijc
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