けんぞ

パパが遺した物語のけんぞのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.3
【こんな人にオススメ】
家族ものが好きな方、カーペンターズの曲が好きな方

【こんな気分の時にオススメ】
家族関係に悩んでいるとき、子育てに悩んでいるとき

【こんなシーンでオススメ】
1人でしっとりと

・邦題やパッケージからは、亡くなった父が愛する娘に物語を残すハートウォーミングなストーリーなのかな?と思ったけれど、複雑な重たい話も織り込まれていて、あれ?と思う人もいるんじゃないかなという印象。

・自分の不注意が原因の交通事故で妻を亡くし、自分も後遺症が残った作家である父とその娘の物語。娘が成人後のエピソードと、幼少期のエピソードが交互に展開され、最後に繋がっていく構成。カーペンターズの名曲がトリガーとなる。幼少期の父と子役のシーンが全て愛らしく、だからこそ、成人後のエピソードが悲しかったり。義理の家族が全ての元凶だと個人的に思うのだけれど‥。

・ラッセルクロウとアマンダの演技は流石。余談だけど、「ムーンライト」にも出てきた、パブとかにある箱型の音楽プレーヤーって日本にもあるのだろうか。
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