たますけ

パパが遺した物語のたますけのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.8
邦題がこんなだから、父と娘の感動作かと思いきや意外に違った方向に行ってた。

フロイトで「ヤマアラシのジレンマ」と言う話があるけれど、この主人公ケイティを見てなんとなくそれを思い出しました。
自らソーシャルワーカーになっても、子供の頃に出来た心の傷は埋まらず、それを持て余している様子がとても切ない。

しかし、パパ役のラッセル・クロウ、演技が上手すぎたなぁ。2人でカーペンターズを歌っているところとか、本当の親子のようだった。

自分的には胸にグッとくる映画でした。
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