サムカワ

パパが遺した物語のサムカワのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
4.6
絵本を読んであげた天使が、
僕に夢を与えてくれた。


娘をただ直向きに愛する父親
ダメだ……俺こういうの弱いんだ……。

娘のために頑張るパパpartと
大人になり、ココロにぽっかり空いた穴をどうしたら埋められるか悩む娘partとが交互に描かれていきます。

様々なことが継承されたり、カタチを変えたり、失われたり。
そんな大きな時間の変化をアッサリと描くことによる残酷さというかなんというか。
胸が締め付けられますね。

何気ない普通の日々の愛おしさときたら……。
僕はきっと将来自分に子供ができて、自転車を補助輪なしで乗れるようになったりしたら号泣しちゃうんだろうな〜なんて何段階先の話だよっていう。

ラッセル・クロウに何度も泣かされました。
1番好きのは
「今日はパパ早く着いたんだ」
ってセリフのところ。
あの無理して笑う感じが本当に見てて辛くなっちゃう。

愛のないセックスをただ情報として描くのと対照的に、ここぞってところでとても愛おしく美しく描いているのも秀逸ですね。

エンドロールのときは「close to you」じゃねーんだって思ったけど、このエンディングソングがこれまた名曲ですね。

"絵本を読んであげた天使が、僕に夢を与えてくれた"

グッときますよ。


ラッセル苦労