トリパス

パパが遺した物語のトリパスのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.5
ラッセル・クロウ目当てで映画館視聴。

ラッセルの父親メインのストーリーと、成長した娘メインのストーリーが並行して進んでいく。
宣伝ではハートフルな感動ものという感じで、確かに父親パートはその通りでした。
けど、娘パートは、夜10時のフジドラマみたいなドロドロ恋愛もののノリで、感動ものを期待して観た場合は娘パート邪魔かも。

あと、喋れない女の子が心開いた所や、父親が死を意識した所、娘がキャメロンを好きになった所などのきっかけをもっと描写して欲しかった。
あれじゃあ、遺作の本を書いた理由が、娘に何か残すためじゃなく、裁判の費用欲しいためになってないかな。

でも、ラッセルはもとより娘役の子役の熱演がすごく良かった。