まぁ郎

チャイルド44 森に消えた子供たちのまぁ郎のレビュー・感想・評価

3.5
第二次世界大戦終戦直後のソ連で子供ばかりを狙った怪奇殺人事件が発生しその真犯人を追うストーリー

MGBに務めるレオは上官の命を受けて、スパイ容疑のブロツキーを捜索する
ブロツキーは捕まり銃殺されるが、その前に口を割り他の容疑者も判明する
そこに含まれていたのが、レオの妻のライーサだった

上官にも信頼されていたレオだったが、上官に背き妻ライーサをかばった為に左遷の目に遭う
左遷された先で親友アレクセイの息子と似た死因の少年の死体を発見し、アレクセイの息子の死は事故死ではなく殺人だったことを悟り真犯人を見つけることを決意する

そして見つかる真犯人だが、ここら辺はミステリーで鉄板の意外な人物

怪奇事件の真犯人を追うミステリーと、当時のソ連国家保安省の隠蔽体質と腐敗しきった内部を同時進行で描いていたが
肝心の真犯人と真犯人の殺人の動機に割いた時間が少なすぎたように思えた
これは、レオに焦点を当て過ぎたせいかもしれない

レオを演じたのはトム・ハーディ
最初に登場した時はMGBのエリートということで目がギラついており感じの悪さが前面に出ていたが、状況が一変してからは目元が違う風に見えた
終盤の刺客との機関車ファイトシーンでは薬を注射されて朦朧とする中、妻ライーサの呼びかけで覚醒し怒りが爆発“マッドマックス”となる

妻ライーサを演じたノオミ・ラパス、何かを隠している感じを終始貫く巧い演技だったように思う

トム・ハーディとの共演は4作目?となるゲイリー・オールドマン
2人の演技はもはや阿吽の呼吸の域に達している

ヴァン・サン・カッセル、ジョエル・キナマンは嫌〜な感じを巧く出してた

森が関係しているのを意識してか、話も映像も全体的に靄がかっていた