品川祐という人はお笑い芸人としてはもちろん、小説書いたり、料理本出したり、そして映画撮ってみたりで多才ですよね。でもアメトーークなんかに出てるのを観ると、最近は仕事ないと自虐ばかり。
本人も言ってるけど、かなり嫌われちゃってるんでしょうね。相手にかなりグサリとくる言葉を言っちゃうとか。
有吉さんが付けた「おしゃべりクソ野郎」ってあだ名があれだけ受けたのも、その通りな人物なんでしょう。
ただ一視聴者としてみれば、結構好きで。ひな壇とかではほんとに生きますよね、キャラが。
で、その品川さんの映画。まあまあ観てます。ドロップはまあまあ楽しみました。あとは。。。うーん、て感じ。
で、アメトーークでゾンビ愛を語ってたのを観てたのでいつか観ようと思ってた今作。Netflixで見つけたので、観てみました。
素直に言うと、いろいろ惜しい。なんか撮ってはみたものの、いらないシーンを切れない人なのかな、という印象。
そこ尺いらないでしょ!
とか。
テンポ悪いでしょ!
とか。
このコメディ会話いる?
とか。
でも仲間に出てもらってるし、切れないよね。って感じ。
いや、コメディ要素入れるのはいいんだけど、逆に緊迫感あるシーンはもっとシビアにしないと! なんかしびれるシーンがなかったな。
キャストも大悟とか野性爆弾のクッキーとかは凄くいいんだけど、ちょっとミスキャストかな、みたいな使い方されてる人もチラホラ。
なんか、品川さん優しいんだろうな。いろいろ頼まれたり、シビアに切ったりできなかったんだろうな。
仲間うちで撮るのはいいこともあるし、悪いこともあるし、ですね。
あ、ノロノロゾンビと走るゾンビをキャラ分けしたのは良かった! ノロノロをモブにして、走るやつに主要キャラ当ててるところは上手いな、と思いました。
アメトーークのゾンビ芸人であれだけゾンビあるあるを語ってた品川さん。普通にいろんな映画のパロディ要素を入れてるんだから、それこそゾンビあるあるもっともっと入れれば良かったのにな。