さききち

死ぬほどセックスしてみたかったのさききちのレビュー・感想・評価

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カンパニー松尾さん率いる、
HMJMのイベントで鑑賞。

96-7年の発禁作品。
パッケージ化されていないため、イベントでしか鑑賞はできない一本。
点数化できねぇ…

前半、死んだAV女優の痕跡を辿るドキュメンタリー。不穏なBGMや本人の写真など、真面目なつくりだが、正直ホラー味を感じて結構怖いシーンもあった。1人では観たくない。
とか思っていたら、中盤から目まぐるしい転調が。カンパニーさん、平野勝之さんなど、当時のV&RやHMJMのドキュメント作品の面白み=急転直下の事態で予期せぬ方向に転がっていく様が凄まじい形相と応酬で繰り広げられる。

観終わった後、とてつもない胃もたれ感と衝撃になること必至。
映画評論家の柳下毅一郎さんも「この世にこれを越える映像などありえないと確信した」と論じている一本。

興味のある方は次の機会を要チェック!
さききち

さききち