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小川町セレナーデのちょすのレビュー・感想・評価

小川町セレナーデ(2014年製作の映画)
3.7

安田顕さんのオカマ姿(何て形容すべきか分からないのであえて映画の中のこの言葉を使います)が見たくて、ただそれだけの理由でセレクトした作品。


あらすじはwikiで見てください。
ただただ感想をば。


さて、タイトル、パッケージがとても好みだっただけに、期待して見始めたわけですが、なんとも途中までとても退屈なシーンが続きます。


面白くなってくるのは、小夜子が大きくなって、オカマバーを開店しようとするところあたりから。
ようやく安田顕さんも画面に映る時間が長くなってきます。


いや、もう安田顕さんは完璧。切ない表情とか美しすぎて泣けてきます。
須藤理彩さんとの掛け合いもすごく良い。


そして、あのミスター不器用の安田さんがダンス踊ってるなんて、、と感涙(笑)


まぁ、それはさておき、恋に破れた小夜子を優しく包み込む父とも母とも言えないエンジェルのあの静かな言葉たちに心を締め付けられます。

そして、朝方お店を去るエンジェルの姿はいつもとまでの美しさはない。
心も体も女のエンジェルが見せたほんの少しだけの父親の部分だったのかしら、、それとも朝方だからただただお化粧が剥がれていただけなのか、そもそもそんな意図はなかったか。
分かりませんけども、とても好きなシーンです。


それにしても、

いか八朗さんと大杉漣さんの登場にはやられちゃいました。
泣いてしまいますね。

最高のバイプレイヤーです。
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