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アラビアの女王 愛と宿命の日々の380のレビュー・感想・評価

2.0
ヴェルナー・ヘルツォークって名前は聞く気がするけど、そんなに有名な映画は撮ってなさそう…かな。良く知らないや。ノスフェラトゥ?ぐらいかな。因みにノスフェラトゥって1979年で私は6歳なのにイザベル・アジャーニが綺麗〜に出てる。ついこないだジュリアン・ムーアとの写真インスタにあげてたけど、全然変わんない!ソフィー・マルソーもだけどフランス人ってどうなってんだろう。ずっと若い。

それはさておきこの"Queen of the Desert"ですが、タイトルからして"Lawrence of Arabia"とか"Out of Africa"っぽいし中身も然り。ロレンスさんは普通に出て来ます。
あとは"The English Patient"や、ついこないだ観た"Breathe"にも似てます。砂漠っぽいってだけだなく、女子が割と奮闘する感じとかが。

ニコール・キッドマンは大真面目に賞狙いだったのかな?どうかな…って謎です。パッケージングだけ見ると壮大な歴史ドラマ風ではありますが、凄く観易い何か漫画の様な感じが有りました。

「これから行くのは危険な場所よ。」

早速怖い人達に囲まれる

親分に謁見

共通の話題発見。お土産あげる

気に入られる

パーリー

みたいなちょっとサクサクし過ぎな所があるんです、この映画。実在の女子らしいので、史実のまんまなのかも知れませんが…。そんな訳で観易くて助かりました。一応ベルリンで金くま賞候補になっとります。

最初に行った土地が凄く良かったです。インテリアとかがw。テヘラン?だったっけ…
雨が少ない地域の利点として、外の座席のソファーとかクッションが大丈夫そう、って点に気付きました!w

こういった類の映画にありがちな、主人公が日記に綴る文言がナレーションになってたりします。昔だからか欧米だからなのかポエムめいてたりしますよね。
『過去を捨て去る様に砂漠を進む。影だけはくっ付いて来て辛い過去をリマンドして来やがる。』みたいな内容の事言ってたんですが、何故か物凄く「わっかる。」と思っちゃいました。思いませんか?

トーリ・スペリングと仲良く映画作ったりするジェームズ・フランコ、"トワイライト"の吸血鬼ロバート・パティンソン、ホームランドからして中東づいてるダミアン・ルイス…どの男優(男優?)も現存する地球1のザ・女優と並ぶとやっぱちょっと見劣りするんですよね。ニコール・キッドマンが各人の事を好き好き言っても、ホントかなあ…ってなっちゃう。要するに釣り合わないんです。もっと重厚な人でないと。

あとは…
「ドルーズのシャイフが何故ウェルギリウスを?」とか言う字幕出て来ても意味がさっぱり分からなくて、苦慮しました。
地名なのか人名なのか何なのか
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